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宇宙戦艦ヤマト99の謎 99 misteries of space battleship yamato

2015年 03月09日 01:02 (月)

久しぶりにアニメの話です。

その昔、宇宙戦艦ヤマトというテレビアニメがありまして、
劇場版が公開され、空前のブームとなりました。
この頃やっとアニメーションと言う単語が世間に認知され始めたんです。

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これこれ。懐かしいですね。ヤマトといえばこのビジュアルって感じです。

さて本題です。この記事のタイトルはその頃入手した同人誌のタイトルです。
テレビ版第一作に限っての疑問や矛盾を挙げ、限りなく整合性のある
答えを導こうとした文字主体の同人誌でした。
残念ながら手元にはもうないのですが、
興味深い一冊でしたので、記憶を頼りにかいつまんでご紹介します。
もし、今でもお持ちの方がいたら、詳しくアップしてください。

Q1
古代と島が火星でサーシャの宇宙船を目撃し、遺体と対面するが、
そのまま火星に埋葬してしまう。
人類にとって異星人とのファーストコンタクトであったはずなのに、
遺体を持ち帰らないとはどういうことか。

A1
この頃、戦争における電子戦は先鋭化しており、
いかにコンピュータの予測を裏切ることができるかが、軍関係者のスキルと
なっている。
言い換えれば、非常識な、かなり頭のおかしい連中こそが訓練兵のエリート
なのである。
A2
非公式ではすでにイスカンダルもしくはガミラスとの接触は済んでおり、
ファーストコンタクトではなかった。
また、墓標は画面に映っているが、実際に埋めたかどうかは不明。

Q2
ヤマトが地球を発進する際、旧日本海軍の戦艦大和の中から現れたように見えるが、
そもそも形も大きさも違っているものにそんなことが可能なのか?

A
ヤマトは実は宇宙生物(俗称 宇宙ヒルモドキ)で形成されている。
こいつは星間物質、有機物、鉱物、熱エネルギーなど、ありとあらゆるものを
栄養として取り込むことができ、外部から記憶させた形状を保つことが可能。
しかも蓄えたエネルギーを必要に応じて、体組織として変換したり、
熱エネルギーなどに使用することができる。
これにより、無尽蔵に発射できるミサイルや、いつも新品の艦載機の説明もつく。

つまり敵の攻撃によってピンチのように見えるほど、ヤマトにとっては食べ放題バイキングの
状態なのである。
七色星団戦の直後や、ガミラス星を発進してイスカンダルに着陸するときなど、
まさにお腹いっぱい、つやつやてかてかのヤマトだったのである。

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コスモナイトという鉱物を採掘に行くシーンが描かれているが、
宇宙ヒルモドキにとっては抗生物質のようなものなのであろう。

また、第三艦橋が頻繁に大破もしくは喪失するが、
老廃物を貯めておく器官だとすればヤマトにとってはなんの損失でもない。
いわば金魚の糞のようなものである。

Q3
ゆきかぜの残骸が土星の衛星タイタンで発見されるが、
終盤、古代守がイスカンダルで生存していた。
一体誰が連れて行ったのか?
ガミラスならともかく、なぜイスカンダルだったのか?

A
ガミラスというか、デスラーを操っていたのがほかならぬ
スターシャだったからである。
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ガミラスをたきつけて侵略戦争をしかけ、挙句にコスモクリーナーDとやらを
法外な値段もしくは対価で売りつけるあこぎな女、それがスターシャの正体である。
もちろん、仕掛ける相手によって提示する品物は様々。
コスモクリーナーDは地球向けの商品にすぎない。
デスラーに生存者を回収するように指示をし、商談をさらに有利にしようとしたのである。
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ドメル将軍をはじめ、七色星団戦では各方面から武官が召集されたが、
似たような侵略戦争をしかけていたのであろう。
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ガミラスほどの軍事力があれば、イスカンダルの支配下から脱することも
可能だったかもしれないが、何らかの決定的なアドバンテージを握られていたのかも
知れない。
もうひとつ考えられるのは、デスラーの感情、ありていにいえば「惚れた弱み」
によるのかも。
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と、まあこういった内容の同人誌でした。
ストーリーを追いながら、疑問点を挙げていく形式でしたので、
細かい内容までは記憶しきれていませんが、
物語の大筋に関わる内容はおおむねこんな感じでした。

2199では、この辺にも結構切り込んだ描写があって、面白かったです。



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破邪大星ダンガイオーのこと dangaioh

2014年 01月06日 01:05 (月)

今回はちょっと文字が多くなりそうで、退屈かもしれませんが、気が向いた方は暇つぶしにお読みください。

タイトルどおり、ダンガイオーの話です。
この作品は1987年からOVAとして3作がビデオリリースされました。詳しい概要はwikiでお読みいただくとして、作品についてあれこれ私見を書かせていただきます。

この作品は、ガンダムブームによるリアル志向ロボットの台頭の真っ只中、王道スーパーロボットの復権に大きな一石を投じたと思うのです。武器の名前を絶叫し、無茶な変形合体をケレンミたっぷりに見せる70年代を中心としたスーパーロボット作品が卑下されていた頃でした。(ガンダムを中心にした、ハードSF志向のファンクラブなどに関わっていた方ならよくお分かりですよね)
そんな中、『大魔神我』(だいまじんが)という平野俊弘氏のイラストを、月刊アニメージュで見かけました。マジンガーZのリメイクであることは一目瞭然でしたが、企画が頓挫したらしく、しばらくして世に出たのがダンガイオーシリーズだったのです。もちろん私はマジンガーのリアルタイム世代ですから、爆笑しながら鑑賞しました(この爆笑は、悪意ではなく、好意的享受の意味です)。
スーパーロボットファンの私にとっては、同年代のクリエーターがいよいよ製作側の中心になってきたのだなぁという感慨を禁じえませんでした。
この作品の評価については様々ですが、現在もなお映像ソフトやグッズが存在しているということが、雄弁に物語っているのではないでしょうか。
ダンガイオーがなかったら、あるいはまったく注目されていなかったら、もしかしたら超人気ゲームシリーズ「スーパーロボット大戦」は存在しなかったかも知れませんね。

もうひとつは作画の魅力です。いわずと知れた設定ブレイカー、大張正巳氏によるケレンミのみの作画が全編を通して炸裂しています。
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ダンガイオーの設定資料をお持ちの方ならお分かりでしょうが、ほぼ別ロボになっちゃってます。
ちなみにドラグナーのオープニングも大張氏が担当しましたが、あまりにも設定画と違うので、リテークされています。
リテークバージョンのドラグナーは通称バリグナーと呼ばれているそうですよ。

そして忘れてはならないのが、音楽です。いわずと知れた大御所・ちゅうめいさんこと渡辺宙明(みちあき)氏による、お約束のメロディーとサウンド!!実は、私はビデオよりも先にサントラを聞いてしまったんです。いやがうえにも映像に期待しまくったものです。
特筆したいのは、主題歌です。
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堀江美都子氏(みっちと書いたほうが私はしっくりきます)がメインボーカルです。こうした曲だとアニキがメインを張るのがそれまでの常套でしたが、この曲はまさにみっちのために作られた曲という感じがします。
みっちは過去にもボルテス、ダルタニアス、ダイケンゴーといったロボソングを歌ってきましたが、私的にはダイケンゴー以外は不完全燃焼ソングでした。
ところが、この曲のみっちはそれまでとは別次元といっていい歌唱を披露してくれています。特にサビの「瞬く光のダンガイオー」の部分は、伸び・艶・張り・声量すべてが超絶品です。初めて聞いたとき、鳥肌が立ちまくっちゃいました。
アニキの声量が落ち始めていた時期だけに、余計にそう感じたのかも知れませんが。
エンディング曲も名バラードです。

何はともあれ、手描きロボットアクションのお好きな方、ボディコンの美女キャラがお好きな方、スタジオZのDNAを感じたい方、必見の作品であることはお約束しますので、ぜひ一度ご覧下さい。

グレートマジンガー その4

2013年 09月23日 00:42 (月)

グレートマジンガーといえば「マジンガーZ対暗黒代将軍」での鮮烈なデビューが最も有名ですが、この作品、現在40~50歳台のアニメ製作者にとっては、トラウマ的アニメになっているようです。私は月間アニメージュを創刊号から愛読していますが、その他の雑誌も含めると、何度となく取り上げられています。主役交代に関しては製作側の意図が完全に具現化された作品だと思いますが、逆にTVシリーズとしては「ロボットプロレス」の代表選手という域から脱せず、評価として、それ以上でもそれ以下でもない、というのがちょっと残念なところですね。

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とはいえ、この作品自体は全男子必見の超燃え作品です!!!できればマジンガーZを観てから鑑賞して頂きたいです。

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劇場版マジンガーシリーズは全6作品ありますが、グレートは「暗黒」以降、全作品に起用されています。

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その中でも、「UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー」にはパイロットである剣鉄也が登場しません。

グレートが起用されるにはいろいろ理由はあったと思いますが、やはり過去のマーチャンダイズ力だとか大人の事情があったのでしょうね。しかしそれ以外にも、スクリーン栄えするようなインパクトのある武器や装備が豊富なことも理由のひとつだったと思いたいです。
武器と言えば、上から順にあげると、
 サンダーブレーク
 グレートタイフーン
 ブレストバーン
 グレートブーメラン
 アトミックパンチ
 ドリルプレッシャーパンチ
 ネーブルミサイル
 マジンガーブレード
 ニーインパルスキック
 バックスピンキック
 スクランブルカッター
と多種多様。さらに、
 ブレーンコンドルのミサイル
 グレートブースターのビーム砲
 グレートブースターアタック
果ては、鉄也のバイクにロケットパンチが装備されていましたね。
中でもインパクト大なのは、サンダーブレークですね。稲妻による攻撃って問答無用にかっこいいです。キングギドラの重力光線もスゴイですけど。
「暗黒」ではアトミックパンチの回転がゆっくりだったり、サンダーブレークが直線的な光線だったんですが、TVシリーズでは改良されていて、戦闘のカタルシスを追及している感じでした。

石川賢氏がコミカライズした「グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突」ではグレートブースターの先端に、核ミサイル並みのミサイルが描かれていました。  

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当時はアニメの専門誌がありませんでしたから、もっぱら児童向けTV雑誌がニュースソースでした。カラーページのイラストレーターさんも各誌によってバラエティに富んでいました。関口氏はエアブラシによる硬質感が印象的でした。
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このイラストはコミカライズした漫画家をさしおいて、コミックスのカバーに採用されていました。

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岡崎氏のイラストは、マジンガーの顔がかっこよくて好きでした。

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コミカライズといえば、今道氏の絵柄がとても流麗で、コミックスを買った覚えがあります。連載時のカラー扉も非常にうまくて、グレートの装甲にビルなどが移りこんでいる描写が印象的でした。

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そしてもはやコミカライズではなく、漫画版オリジナルグレートといえるのが桜多氏版。ぜひご一読ください。